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リボ払いの手数料の計算|残高と年率から月の手数料を出す

この記事のもくじ
  1. リボ払いの手数料の計算式|残高・年率・日数の3つで決まる
  2. 公式の計算例で検算する|エポスカードの5万円
  3. 明細で手数料と元金の内訳を読む手順
  4. 手数料のほかにかかる費用と、計算の使い道

リボ払いの手数料は、残高×年率÷365×日数で出せます。たとえば残高30万円・年18%で31日分なら、300,000×0.18÷365×31で約4,586円です(筆者の計算)。この記事では、式の使い方、残高と年率ごとの早見表、公式の計算例での検算、明細で手数料と元金の内訳を読む手順を説明します。年率は「金利」と同じ見方で、毎月かかる費用を比べる物差しになります。

リボ払いの手数料の計算式|残高・年率・日数の3つで決まる

手数料のもとになる数字は3つです。

  1. 残高:リボの対象になっている未払いの元金。会員サイトの「リボ残高」「未決済残高」に出る。
  2. 年率:手数料率(実質年率)。会員規約や会員サイトで確かめる。楽天カードは13.08〜18.00%、エポスカードは18.0%、三井住友カードは18.0%(2026年3月31日以降の入会・枠設定。それ以前は15.0%、優遇率は9.8〜18.0%)と公式ページに示されています(2026年10月23日に確認)。
  3. 日数:手数料がかかる期間の日数。エポスカードは締め日の翌日から支払日まで、三井住友カードは年365日(うるう年366日)の日割りで計算します。

式は次のとおりです。

月の手数料 = 残高 × 年率 ÷ 365 × 日数(円未満は切り捨てや四捨五入。カードの規約で決まる)

表計算ソフトなら、残高をB2、年率をC2、日数をD2に入れて、=ROUNDDOWN(B2*C2*D2/365,0)で出せます。年率は18%なら0.18と入れます。

残高と年率ごとの手数料を、早見表にしました。

早見表:残高と年率ごとのリボ手数料(筆者の計算・円未満切り捨て)
残高 年15%・30日 年15%・31日 年18%・30日 年18%・31日
10万円 1,232円 1,273円 1,479円 1,528円
20万円 2,465円 2,547円 2,958円 3,057円
30万円 3,698円 3,821円 4,438円 4,586円
50万円 6,164円 6,369円 7,397円 7,643円
自分の年率が表と違うときは、表の額に「自分の年率÷表の年率」をかけると目安になる。

月の長さで手数料は変わります。残高30万円・年18%なら、28日で4,142円、31日で4,586円と、同じ残高でも約440円の差が出ます。毎月同じ額ではなく、日数に応じて増減するのが、日割りの計算です。

公式の計算例で検算する|エポスカードの5万円

計算式が合っているかは、公式の例で確かめられます。エポスカードの会員規約とリボの案内ページには、5万円をリボ(標準コース)にした場合、1回目の支払い3,000円のうち、手数料が739円、元金への充当が2,261円という例が出ています。

筆者が、50,000×0.18÷365×30を計算すると、739.7円になり、円未満を切り捨てて739円になります。公式の例と一致するので、日割り計算の考え方で読めることが分かります。支払額3,000円のうち手数料が約25%、元金が約75%という内訳も、式から再現できます。

別の例も見ておきます。残高30万円・年18%・支払額1万5,000円なら、1か月目は手数料4,438円、元金10,562円になり、手数料の割合は約30%です。同じ支払額で残高が50万円なら、手数料は7,397円で、割合は約49%に上がります。残高が大きいほど、同じ支払額のうち手数料に回る割合が高くなります。

明細で手数料と元金の内訳を読む手順

会員サイトの明細や請求書には、リボの項目として「手数料」「元金(リボ元金)」「支払額」「次回の残高」といった欄があります。名前はカードごとに違うので、次の手順で読みます。

  1. 今回の支払額と、その内訳の手数料・元金の3つを見つける。
  2. 手数料÷支払額で、手数料の割合を出す。
  3. 前回の残高×年率÷365×日数で、手数料を検算する。
  4. 「前回の残高−今回の元金」が、「今回の残高」と合っているかを見る。
  5. 新しい利用が足されていないかを見て、残高の動きを確かめる。

検算が合わないときの原因を、チェックリストにしました。

  • 日数の数え方(締め日の翌日からか、前回の支払日からか)
  • 手数料がかかる残高に、新しい利用分がいつから入るか
  • 増額払いや臨時返済を、前の月にしていないか
  • 年率が、優遇率や入会時期で自分の想定と違わないか
  • 円未満の処理(切り捨てか四捨五入か)

カードによる違いも、知っておきます。楽天カードは、現行の会員規約ではリボ手数料を月割りで計算し、2026年11月11日の規約改定で、利用残高×経過日数×手数料率の日割り(年365日、うるう年366日)に変わると予告しています。月割りの考え方は、一般に年率を12で割った率を毎月かけるもので、残高30万円・年18%なら毎月4,500円です(筆者の例。カードの規約で確かめます)。日割りなら28日の月は4,142円、31日の月は4,586円と、月ごとに増減します。

手数料のほかにかかる費用と、計算の使い道

支払いが遅れると、手数料とは別に遅延損害金がかかります。楽天カードとエポスカードのショッピングは、会員規約で年14.6%と案内されています。リボの手数料を計算するときは、遅れていないことが前提です。

キャッシングのリボは、貸金業者からの借入れとして、利息制限法の上限金利(元本10万円未満は年20%、10万円以上100万円未満は年18%、100万円以上は年15%)の対象になり、総量規制の対象にもなります(金融庁のQ&A)。ショッピングのリボとキャッシングのリボは、明細で分けて確かめます。

手数料が計算できたら、次の3つに使えます。

毎月の手数料が支払額の半分を超えている場合は、返し方そのものを見直す合図です。リボ払い全体の仕組みと減らす手順はリボ払いとは?終わらない仕組みと残高を減らす返し方の手順に、一括で返す手続きはリボ払いを一括返済する方法|カード会社別の手続きの探し方にあります。

よくある質問

Q. リボ払いの手数料率が年18%というのは、高いのですか?

比べる物差しとして、貸金業者からの借入れの上限金利があります。利息制限法は、元本が10万円以上100万円未満なら年18%を上限にしています。ショッピングのリボはこの法律とは別の取引ですが、年18%は、貸金業者の貸付けなら上限の区分にあたる率です。この率が毎月かかると見て、期間を短くする計算をします。

Q. 手数料の日数は、締め日と支払日のどちらで数えますか?

カードごとに違います。エポスカードの公式ページは、締め日の翌日から支払日までの日割りと案内しています。三井住友カードは未決済残高に対する年365日の日割りです。自分のカードは、会員規約の「リボ手数料」の条文と、会員サイトの手数料の計算例で確かめます。

Q. 明細の手数料が、自分の計算と合わないのはなぜですか?

日数の数え方、残高に入る利用分のタイミング、円未満の端数の処理、途中の増額払いの有無が、よくある原因です。一度に合わせようとせず、明細の「前回の残高」と「日数」を拾って、1か月分だけ検算します。ずれが大きいときは、カード会社に計算の内訳を聞きます。

出典・参考にした公的な情報

出典の確認日:2026-10-24。制度や受付条件は変わることがあります。手続きの前に、各窓口の最新の案内を確認してください。

この記事は一般的な情報で、個別の法律判断・医療的な診断をするものではありません。

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