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リボ払い残高20万・30万・50万円の返済期間と手数料の早見表

この記事のもくじ
  1. 残高20万・30万・50万円の早見表(年18%と年15%)
  2. 支払額が残高で下がるコースだと、表より長引く
  3. 自分の数字で検算する3つの方法
  4. 表と請求額が食い違う理由と、このあとの手順

リボ払いの残高が少なければ、手数料も小さく収まります。**月1万円ずつ返した場合の手数料は、20万円で約4.0万円(24回・2年)、30万円で約10.2万円(41回・3年5か月)、50万円で約43.1万円(94回・7年10か月)**です(年18%の筆者の計算)。残高が2.5倍になると、手数料は10倍以上になります。支払額が同じなら、元金が大きいほど手数料に消える割合が膨らむからです。この記事は、20万・30万・50万円の早見表と、自分の数字で検算する方法をまとめました。

早見表:月1万円で返し続けたときの回数と手数料(年18.0%・筆者の計算)
残高 最初の月の手数料 回数(期間) 手数料の合計 総支払額
20万円 3,000円 24回(2年) 4.0万円 24.0万円
30万円 4,500円 41回(3年5か月) 10.2万円 40.2万円
50万円 7,500円 94回(7年10か月) 43.1万円 93.1万円
※毎月の支払額は手数料込みの定額。途中の買い物・借入れの追加はないものとする。

残高20万・30万・50万円の早見表(年18%と年15%)

計算の条件は、手数料=残高×年率÷12、毎月の支払額は手数料込みの定額、最後の月は端数の支払いです。日割り(30日)で計算しているリボ払いとは?終わらない仕組みと残高を減らす返し方の手順やリボ払いの計算方法|完済までの月数と手数料の総額をシミュレーションの例とは、同じ条件でも回数が1回前後ずれます。年率は、三井住友カードの2026年3月31日以降の新規入会分とエポスカードのショッピングリボが18.0%、三井住友カードの2026年3月30日以前の分が15.0%という、各社の公式ページで確かめた2つを使いました。楽天カードの規約には13.08〜18.00%と幅があります。自分の年率は、会員サイトのリボの説明ページで確かめてください。

残高20万円

毎月の支払額 年18%:回数(期間) 手数料の合計 総支払額 年15%:回数(期間) 手数料の合計
5,000円 62回(5年2か月) 10.8万円 30.8万円 56回(4年8か月) 7.9万円
8,000円 32回(2年8か月) 5.3万円 25.3万円 31回(2年7か月) 4.1万円
1万円 24回(2年) 4.0万円 24.0万円 24回(2年) 3.2万円
1万5,000円 15回(1年3か月) 2.5万円 22.5万円 15回(1年3か月) 2.0万円
3万円 8回(8か月) 1.2万円 21.2万円 8回(8か月) 1.0万円

残高30万円

毎月の支払額 年18%:回数(期間) 手数料の合計 総支払額 年15%:回数(期間) 手数料の合計
5,000円 155回(12年11か月) 47.3万円 77.3万円 112回(9年4か月) 25.8万円
8,000円 56回(4年8か月) 14.4万円 44.4万円 51回(4年3か月) 10.7万円
1万円 41回(3年5か月) 10.2万円 40.2万円 38回(3年2か月) 7.8万円
1万5,000円 24回(2年) 5.9万円 35.9万円 24回(2年) 4.7万円
3万円 11回(11か月) 2.7万円 32.7万円 11回(11か月) 2.3万円

残高50万円

毎月の支払額 年18%:回数(期間) 手数料の合計 総支払額 年15%:回数(期間) 手数料の合計
5,000円 減らない(毎月2,500円増える) ― ― 減らない(毎月1,250円増える) ―
8,000円 187回(15年7か月) 99.0万円 149.0万円 123回(10年3か月) 47.9万円
1万円 94回(7年10か月) 43.1万円 93.1万円 79回(6年7か月) 29.0万円
1万5,000円 47回(3年11か月) 19.8万円 69.8万円 44回(3年8か月) 15.1万円
2万円 32回(2年8か月) 13.1万円 63.1万円 31回(2年7か月) 10.3万円
3万円 20回(1年8か月) 8.0万円 58.0万円 19回(1年7か月) 6.4万円

見るポイントは2つです。1つは、支払額を5,000円増やすだけで期間が半分前後になる行です。残高50万円は、月1万円から1万5,000円で94回が47回になり、手数料は約23万円減ります。もう1つは、最初の月の手数料(50万円・年18%で7,500円)より支払額が少ない行で、払うほど残高が増えます。残高が100万円以上の場合はリボ払いの残高が100万円になったら|返済期間の試算と次の手に同じ形の表があります。

支払額が残高で下がるコースだと、表より長引く

早見表は、毎月の支払額が最後まで変わらない場合の数字です。カード会社には、残高が減るにつれて毎月の支払額も下がるコースがあります。エポスカードの標準コースは、元金残高が10万円超〜20万円なら月1万円、20万円超〜30万円なら1万5,000円、40万円超〜50万円なら2万円、というように、手数料込みの支払額が残高の区分ごとに決まっています(公式ページの表)。楽天カードの残高スライド定額方式も、残高が20万円以下なら最低支払元金が3,000円など、残高で変わります。

エポスカードの表を当てはめ、年18%で払い続けた場合の筆者の概算は次のとおりです。

最初の残高 最初の月の支払額 回数(期間) 手数料の合計 支払額が変わらない場合の回数・手数料
20万円 1万円 44回(3年8か月) 5.1万円 24回・4.0万円
30万円 1万5,000円 54回(4年6か月) 8.7万円 24回・5.9万円
50万円 2万円 69回(5年9か月) 17.9万円 32回・13.1万円

支払額が下がっていくコースで放っておくと、期間は約2倍になり、手数料も増えます。会員サイトで、自分のコースが「残高に応じて下がる」のか「設定した額のまま」なのかを確かめてください。

自分の数字で検算する3つの方法

検算の手順:表にない残高や支払額を自分で計算する
  1. 最初の月の手数料=残高×年率÷12。これが毎月の支払額以上なら、残高は減らない。
  2. 表計算ソフトで回数を出す:NPER(月の利率, -毎月の支払額, 残高)。例:=NPER(0.18/12,-10000,500000) → 93.11(切り上げて94回)。
  3. 手数料の合計=毎月の支払額×回数の値(93.11)-残高。例:10,000×93.11-500,000=約43.1万円。
  4. 公式の例と比べる:エポスカードの規約の例(5万円・年18.0%)は、最初の月の手数料が739円。概算では750円で、差は約1.5%。

手元に表計算ソフトがなければ、電卓でも回数は出せます。回数=−ln(1−残高×月利÷支払額)÷ln(1+月利)です。月利は年率÷12で、年18%なら0.015です。50万円・月1万円なら、1−500,000×0.015÷10,000=0.25、−ln0.25÷ln1.015=93.11になります。同じ結果になれば、検算は合っています。

もう一つの検算は、積み上げです。30万円・月1万円・年18%なら、1か月目の手数料は4,500円で元金は5,500円減り、残高は29万4,500円。2か月目の手数料は4,417円、元金は5,583円で、残高は28万8,917円です。この計算を3か月分並べて、請求書の手数料と比べてください。大きく違うなら、年率か、日割りの計算か、コースの違いが原因です。

表と請求額が食い違う理由と、このあとの手順

食い違いの原因は主に3つあります。締め日と支払日の間の日割り計算(三井住友カードは未決済残高に対し年365日の日割り、エポスカードは締め日翌日から支払日までの日割り)、コースによる支払額の違い、新しい利用の追加です。楽天カードは、2026年11月11日の規約改定で、リボの手数料を月割りから日割りの計算に改めます。11月中旬より前と後で、同じ残高でも手数料の出方が変わる場合があります。

表で自分の行が見つかったら、次の2つを決めてください。まず、毎月の支払額を上げられるか。上げ幅の効果はリボ払いの繰り上げ返済|手数料が減る効果と手続きの方法で計算しています。次に、いまの支払額で終わりまでたどり着けるか。5年を超えるなら、使ってよい場面と避ける場面をリボ払いのメリットとデメリット|使ってよい場面と避ける場面で見直し、手数料の計算の仕組みはリボ払いの手数料の計算|残高と年率から月の手数料を出すで確かめられます。

よくある質問

Q. リボ払いの残高が50万円のとき、毎月いくら払えば何年で終わりますか?

年18%なら、月1万円で7年10か月、月1万5,000円で3年11か月、月2万円で2年8か月です。年15%なら、月1万円で6年7か月、月1万5,000円で3年8か月、月2万円で2年7か月になります。月5,000円は、年18%だと手数料の月7,500円に届かず、残高が増えていきます。

Q. 早見表の手数料は、請求書や会員サイトの金額と同じになりますか?

同じにはなりません。表は「残高×年率÷12」で概算しており、実際は締め日から支払日までの日割りや、コースごとの計算で数百円単位の差が出ます。エポスカードの規約の例では、5万円・年18.0%の最初の月の手数料は739円で、この記事の概算の750円と11円違いました。

Q. 残高に20万円を足すと、表のどの行を見ればよいですか?

表が使えるのは、返済の途中で買い物や借入れを足さない場合だけです。新しい利用を足したら、そのときの残高を起点にして、この記事の検算の手順で計算し直してください。足し続けているなら、表の期間は当たりません。

出典・参考にした公的な情報

出典の確認日:2026-10-24。制度や受付条件は変わることがあります。手続きの前に、各窓口の最新の案内を確認してください。

この記事は一般的な情報で、個別の法律判断・医療的な診断をするものではありません。

リボ払いの残高が100万円になったら|返済期間の試算と次の手

リボ払いの計算方法|完済までの月数と手数料の総額をシミュレーション

リボ払いのメリットとデメリット|使ってよい場面と避ける場面