信用情報の開示のやり方|CIC・JICC・KSCの申込み方法と手数料
自分の信用情報は、CIC・JICC・全国銀行個人信用情報センター(以下、KSC)に、本人が開示を申し込んで見ます。インターネットやスマホアプリ、郵送で申し込めます。手数料は機関ごとに500円〜2,403円で、届くまでの日数も違います。2026年10月は3機関とも受付に大きな変動があるため、この記事では2026年10月23日時点の状況を日付つきで示します。申込み前に、各機関の公式のお知らせで最新の状況を確認してください。
3機関の開示方法・手数料・日数の早見表
| CIC | JICC | KSC | |
|---|---|---|---|
| インターネット・アプリ | 500円。毎日8:00〜21:45。その場で報告書を見られる | アプリ700円(2026年10月22日から一時停止中) | 800円。即時の開示はできない |
| 郵送 | 1,500円(コンビニの利用券は1,650円、速達は1,925円) | 2,177円(速達2,511円)。手書きの申込書を使う | 2,403円の利用券(速達は300円分の切手を同封) |
| 郵送の所要日数 | 通常は1週間〜10日ほど。10月16日のお知らせで、1か月以上かかる場合があるとされた | 書類の到着から7〜10日程度。10月8日に発送の遅れが告知された | 具体的な日数の案内なし。10月20日のお知らせで、ネットよりさらに日数がかかる見込み |
| 窓口 | 案内されている方法はインターネットと郵送 | 郵送の送付先は開示窓口宛。来店での受付は案内されていない | 窓口の受付はしていない |
表の読み方は3点です。
- 最短で見られるのはCICのインターネット開示です。その場で報告書を保存できます。ただし、スマートフォンとマイナンバーカードが必要です。
- JICCは、現在スマホアプリが使えず、郵送のみです。手数料はアプリの700円より高く、2,177円です。
- KSCは、ネットでも郵送でも日数がかかります。急ぐ事情があっても、日数を見込んで早めに申し込みます。
2026年10月23日時点の受付状況
状況は日ごとに変わっています。次の内容は、各機関の公式のお知らせにもとづきます。
JICC:2026年10月22日のお知らせで、スマホアプリによる開示申込みと、QRコード付きの郵送申込書の利用を一時停止しました。公表された脆弱性情報を受けた予防措置で、不正アクセスや利用者情報への影響は確認されていないとしています。再開の時期は未定で、準備が整い次第ホームページで知らせるとされています。10月5日にアプリの受付が再開されたばかりで、10月8日には申込みの集中による開示書の発送遅れも告知されていました。郵送する場合は、QRコードのない手書き用の申込書を使います。
CIC:2026年10月16日のお知らせで、これから郵送で申し込む場合、結果の発送まで1か月以上かかる場合があるとしています。急ぐ場合はインターネット開示が案内されています。10月9日には、インターネット開示の受付番号を取る回線を増やしたお知らせも出ていて、混み合っています。
KSC:2026年9月29日にインターネット申込みを一時休止し、30日に再開しました。10月2日のお知らせで、本人確認後の手数料の支払い用メールが届くまでと、支払い後の手続きに、通常より相当の日数がかかるとしています。10月20日のお知らせでは、郵送はインターネットよりさらに日数がかかる見込みで、可能ならインターネットで、と案内されています。
どの方法を選ぶか|場面別の目安
- 早く見たい、スマホとマイナンバーカードがある:CICのインターネット開示です。手順はCICで信用情報を開示する方法|インターネットと郵送の手順にあります。
- 消費者金融の借入れがある:JICCにも載っている可能性があります。今は手書き申込書の郵送のみです。JICCの信用情報の開示方法で、申込書と本人確認書類の準備を確かめます。
- 銀行のローンや、銀行系のカードがある:KSCを見ます。全国銀行個人信用情報センターの開示方法に、申込みの手順と注意点があります。
- どこに載っているか分からない:3機関すべてに申し込みます。時間に余裕を持ち、届いた順に確認します。
- スマホやマイナンバーカードがない、電子証明書の期限が切れている:CICは郵送開示を案内しています。本人確認書類は、住民票の写しなどのA群1点と、運転免許証などのB群1点を用意します。
申込みの前にそろえるもの
機関ごとの共通点を、チェックリストにします。
- 本人確認書類:住民票の写し・印鑑登録証明書・戸籍の附票の写しのいずれか(発行3か月以内の原本)と、運転免許証・パスポート・マイナンバーカード(表面)などのもう1点。KSCは2種類のうち1種類をこのA群にあたる書類とし、JICCとKSCは通知カードを使えません。
- 郵送の場合:コンビニで買う利用券(各コンビニの端末で購入)。JICCとKSCは定額小為替が使えません。
- インターネットの場合:マイナンバーカードの電子証明書。CICは署名用電子証明書、KSCは利用者証明用電子証明書で、種類が違います。
- 決済手段:クレジットカードやキャリア決済、PayPayなど。機関ごとに使える種類が違い、KSCのキャリア決済は、Wi-Fiを切ってキャリア回線で行わないとエラーになることがあります。
- CIC特有:クレジット会社などに届け出て、CICに登録されている電話番号。この電話番号以外から受付番号を取ると、正しい情報が表示されません。
- 結果を受け取る環境:PDFを開けるアプリ。CICは、ダウンロードのボタンが出てから5分以内に保存します。KSCの報告書は、アップロードから10日で削除されます。
注意したいこと|なりすましと報告書の扱い
開示を申し込むとき、次の点に気をつけてください。
- メールの送信元を確かめる:CICは、メールの送信元は [email protected] のみで、報告書を添付することはないと案内しています。メール内のリンクからファイルをダウンロードさせる連絡は、不審なメールの可能性があります。
- 報告書を人に安易に見せない:CICは、開示した信用情報を第三者に安易に提供すると不測のトラブルにつながるおそれがあるとして、慎重に扱うよう呼びかけています。勤務先や不動産会社に求められても、渡す前に何のために必要かを相手に確かめます。
- 記録の内容は、読み方を知ってから判断する:「異動」や入金状況の記号は、見慣れない表示です。信用情報の見方|開示報告書の「異動」や返済状況の読み方で、欄ごとの意味を確かめられます。
代理人や、亡くなった家族の分の開示には、委任状や戸籍などが要ります。必要書類は機関ごとに違います。任意代理人が申し込んだ場合、報告書は代理人ではなく、委任した本人の住所に届きます。開示の後に、期間や登録の仕組みを知りたいときは、ブラックリストとは?信用情報に載る条件・期間・影響の全体から読み進められます。
よくある質問
Q. 3つの機関すべてに開示しないといけませんか?
決まりはありません。借入れの種類で絞れますが、どの機関に載っているか分からないときは、3機関すべてに申し込むのが漏れのない方法です。JICCの開示結果には他機関の情報が含まれず、KSCの報告書にも他機関と交流した情報は載らないためです。
Q. 家族の信用情報を、代わりに開示できますか?
本人の同意と委任状があれば、3機関とも任意代理人として郵送で開示を申し込めます。報告書は代理人ではなく、本人の住所に届きます。本人の同意なく調べることはできません。
Q. 開示の手数料が戻ることはありますか?
CICは、受付番号の入力ミスによる手数料の返金に応じていません。JICCの郵送開示利用券は、登録情報がなくても返金されません。KSCも手数料決済後のキャンセルや返金はできません。申込みの前に、必要なものをそろえておきます。
出典・参考にした公的な情報
- インターネットによる開示(手続き・手数料)(株式会社シー・アイ・シー(CIC))
- 郵送による開示(手数料・必要書類・所要日数)(株式会社シー・アイ・シー(CIC))
- 郵送開示に関するお知らせ(2026年10月16日)(株式会社シー・アイ・シー(CIC))
- 本人開示(スマホアプリ)(株式会社日本信用情報機構(JICC))
- 郵送による開示(株式会社日本信用情報機構(JICC))
- スマホ申込・QRコード付き郵送申込書の一時停止のお知らせ(2026年10月22日)(株式会社日本信用情報機構(JICC))
- 本人開示手続(インターネット)(一般社団法人全国銀行協会)
- 本人開示手続(郵送)(一般社団法人全国銀行協会)
- 本人開示に関するお知らせ(2026年10月20日)(一般社団法人全国銀行協会)
出典の確認日:2026-10-24。制度や受付条件は変わることがあります。手続きの前に、各窓口の最新の案内を確認してください。
この記事は一般的な情報で、個別の法律判断・医療的な診断をするものではありません。