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携帯代の滞納で強制解約されたら|残りの支払いと新しく契約する方法

この記事のもくじ
  1. 強制解約のあとも残る支払い
  2. 未払い額の調べ方と、払う手順
  3. 新しく契約するときに何が起きるか
  4. 払い終えたあとの契約の進め方
  5. 信用情報との関係

携帯代の滞納で強制解約(契約解除)されても、未払いの料金と、分割払いの端末代の残りは消えません。解約までの利用料金も、残った分割代金も、解約後に請求が続きます。

新しく契約するときは、強制解約の情報が携帯会社の間で通知される仕組みがあるため、先に未払いを精算し、申込書の「未払い」の欄を正直に書くことが前提になります。この記事は、解約後に残る支払いの種類、金額の調べ方、新しく契約する手順の順に書きます。

強制解約のあとも残る支払い

強制解約になる前の段階(利用停止と契約解除の予告)はauの携帯代を滞納したら|停止と契約解除の流れ・手数料と払い方で書いています。ここでは、解約された後の話をします。残る支払いは、大きく4つです。

表:強制解約のあとも請求が残るもの
残るもの 内容 公式の案内にある扱い
滞納していた利用料金 契約解除の前の月までの通信料・オプション料金 解約後も請求は続く
解約した月の料金 解約月の利用分 翌月に、契約中と同じ支払い方法で請求(auの案内)
端末代の分割の残り 分割で買った端末や周辺機器の残額 一括で清算しない限り、契約中と同じ方法で請求が続く(auの案内)。未払いなら残額の一括請求もありうる
延滞利息・手数料 期日を過ぎた日数ぶんの利息、期日後の支払い手数料 約款の率で請求。率は契約約款で確かめる

利用停止中の料金が止まっていたわけではない点も見落とされがちです。auは、未払いによる利用停止中も基本的に料金は発生すると案内しています。強制解約の通知が届いた時点の未払い額は、停止中の料金を含んだ額です。

未払い額の調べ方と、払う手順

金額が分からないまま払う、または放置するのが一番まずいので、次の順で調べます。

  1. 届いた書面の差出人を見る。 携帯会社の名前か、弁護士や債権回収会社の名前か。後者の場合は携帯代の滞納で弁護士から通知が来たら|本物の確かめ方と対応で、本物かどうかを先に確かめる。
  2. 内訳を出す。 通信料、端末代の分割の残り、延滞利息、手数料に分けて書き出す。auの場合は、解約後の請求の問い合わせ先を、届いた請求書や案内で確かめる。ソフトバンクは、解約後90日以内なら専用サイトで請求金額を確認でき、91日以降は機種購入の有無で確認方法が分かれる。
  3. 払い方を決める。 auは、解約後は口座振替またはクレジットカードへの変更ができると案内している。ただし、auかんたん決済(通信料金合算支払い)は回線の解約後は使えない。
  4. 分割払いを前提にしない。 ソフトバンクの公式FAQは、払込用紙の支払期日の延長と、未払い金の分割払いはできないと案内している。一括で払えないなら、払う前に窓口で現在の取り扱いを聞く。

一括で払えない金額でも、まず携帯会社に連絡して現在の取り扱いを聞くのが先です。他の借金もあるなら、携帯の未払いだけを払うと全体が崩れることがあります。整理の仕方は家賃・税金・携帯代を滞納したらどうなる?支払いごとの結果と払う順番にあります。

新しく契約するときに何が起きるか

強制解約された人が、別の携帯会社に申し込むと、審査で断られることがあります。これは、会社の間で未払い者の情報が通知されるためです。

  • auの案内: 契約解除後に未払いがあると、約款に基づき、ほかの携帯電話事業者に未払い情報を通知し、各社の加入審査に使われる。
  • ドコモの案内: 契約約款の規定に従って契約解除となり料金未払いがあった場合は、ほかの事業者に情報を通知することがある。契約申込書の「未払金確認欄」などに虚偽の記入があると、利用停止や契約解除になることがある。
  • 国の指針: 総務省と個人情報保護委員会のガイドライン(第42条)は、料金の不払いを防ぐために特に必要で適切と認められるときに、電気通信事業者の間で、不払い者の氏名、住所、不払い額、電話番号などの情報を交換できると定めている。交換するときは、本人への事前の通知か、本人が容易に知れる状態に置くことが適切とされ、交換が本人の権利利益を不当に侵害するおそれがあるときは交換できない。

つまり、強制解約の記録は、申し込んだ先の審査に使われうる、というのが公式の説明です。審査の基準と結果は会社ごとに決まり、公式のページには載っていません。

払い終えたあとの契約の進め方

次の順で進めます。

  1. 未払いをすべて精算し、領収の控えを残す。 通信料だけでなく、分割の残りも含める。
  2. 申し込む会社の窓口で、受け付けてもらえるかを先に聞く。 店頭でも電話でもよい。聞くときは「以前、他社で料金の滞納があり契約解除になった。すでに精算した」と事実だけを伝える。
  3. 申込書の未払い欄には、事実を書く。 ドコモの案内のとおり、虚偽の記入は利用停止や契約解除の理由になる。
  4. 端末の分割払いが通らないときは、端末を一括で買う、SIMのみで契約する、という選び方を考える。 回線の契約と端末代の分割は別の審査で、考え方はブラックリストでも携帯・スマホは契約できる?端末の分割と一括にまとめている。
  5. 他人の名義を借りて契約する方法は取らない。 申込内容の虚偽にあたるおそれがあり、後から契約を解除される原因になる。

債務整理をする場合は、携帯の未払いや分割中の端末が手続きの対象になるかが別の論点になります。債務整理すると携帯・スマホはどうなる?分割中の端末と新規契約で説明しています。

信用情報との関係

端末代を分割で払っていた場合は、延滞が続くと信用情報機関に登録されることがあります。auも、分割払いの端末代金が未払いのときは、信用情報機関に未払い情報を通知することがあると案内しています。一方、公共料金などを口座振替で直接払っている場合は、クレジット契約ではないのでCICには登録されない、とCICは説明しています。携帯の通信料はこの考え方とは別に、携帯会社の間の通知の対象になります。両者の違いは携帯代の滞納は信用情報に載る?端末代と通信料の違いと確かめ方で確かめられます。自分の記録は、信用情報機関に開示を請求すれば見られます。手順は信用情報の開示のやり方|CIC・JICC・KSCの申込み方法と手数料にあります。

よくある質問

Q. 強制解約されたら、携帯代の未払いはなくなりますか?

なくなりません。契約を解除されても、解約までの利用料金と、分割払いの端末代金の残りは請求が続きます。auの案内では、分割の残りは一括で清算しない限り、契約中と同じ支払い方法で請求が続くとされています。

Q. 未払いを全部払えば、すぐに新しく契約できますか?

払えばすぐ契約できると保証する案内は、各社の公式ページにありません。未払い情報は携帯会社の間で通知され、加入審査に使われると各社が案内しています。払い終えたあと、申し込む会社の窓口で受け付けられるかを聞いてから申し込むのが安全です。

Q. 強制解約されると、信用情報にも載りますか?

通信料の未払いと、端末代の分割払いで扱いが違います。端末代を分割で払っていた場合は、延滞が続くと信用情報機関に登録されることがあります。通信料だけの未払いが信用情報機関に載るかは、別の記事で説明しています。

出典・参考にした公的な情報

出典の確認日:2026-10-24。制度や受付条件は変わることがあります。手続きの前に、各窓口の最新の案内を確認してください。

この記事は一般的な情報で、個別の法律判断・医療的な診断をするものではありません。

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